映画「君の膵臓をたべたい」のレビュー

ストーリー

この映画は、高校生の少女・山内桜良と彼女と出会ったことで人生が一変してしまった男子高校生・吉田和臣の物語です。

ある日、学校で健康診断が行われました。その結果、山内桜良は膵臓がんであることが判明し、余命は1年と宣告されます。山内桜良は自分の余命を知らせずに、吉田和臣に自分の日記を読んでもらうよう頼みます。

日記に綴られた山内桜良の「やりたいことリスト」を二人で実現し、少しずつ惹かれ合っていきます。

この映画は、山内桜良の余命1年という背景にある物語が、二人の青春ラブストーリーとして描かれています。一見、切なすぎるストーリーに思えますが、登場人物たちの思いやりや優しさが描かれているため、感動的な作品になっています。

また、主演の北川景子さんと浜辺美波さんが見事な演技力を見せているため、ストーリーに引き込まれました。

ただ一つ残念だったのは、ラストシーンが少し唐突に感じられたことです。