ストーリー
主人公のクリスティン(レディ・バード)は、高校卒業を控えた17歳の女の子。カトリック系の私立高校に通う彼女は、サンフランシスコに憧れる思春期の苦しさから、カトリック系の学校を辞めて進学しようと決意します。自分を求め、強く生きるために、美術大学進学を目指し、アイデンティティと勇気を探す彼女の姿が描かれています。
演出
グレタ・ガーウィグ監督の演出は、切なくもユーモアのある展開で、登場人物たちの心情やエピソードが明確に伝わってきます。また、映像美も美しく、彼女たちの青春の輝きがやさしく映し出されています。
キャスト
主演を務めるサーシャ・ローナンの存在感が光ります。クリスティンの友人役を演じたビーン・フェルドスタインも、彼女との掛け合いがとても鮮やかに描かれており、観客の心を掴みます。また、クリスティンの母親を演じたローリー・メトカーフも、「ダメな母親」を演じるにあたり、しっかりとした演技を披露しています。
まとめ
若手女優のレナ・ダナムの脚本の緻密な構成と、アグネス・ヴァーンの映画音楽により、青春ドラマの名作として高く評価されています。クリスティンという一人の少女が、自身の価値観や将来の目標を探し、成長していく様子に、多くの人々が共感することでしょう。
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