ストーリー
主人公の僕は、自分自身に興味はなく、周りの人からもあまり注目されず、平凡な高校生活を送っていた。そんな中、同じクラスの山内桜良という女子生徒が、悲嘆にくれていた。彼女は、病院から余命があと数年しかないと宣告され、ある日、日記に自分の死を書き綴っているのを僕は見つけてしまう。
僕は桜良の秘密を知ることになり、思いがけない展開が始まる。
キャスト
- 北村匠海:主人公・僕 役
- 浜辺美波:山内桜良 役
- 小越勇輝:山内凪役
- 中川大志:横井春樹役
感想
本作は、病を患う女子高生と彼女を気遣う主人公の純愛物語である。ストーリーは、少女漫画のように甘美であり、切なく、感動的である。また、主演の浜辺美波さんが見事に、山内桜良の内面を表現しており、感情移入できる演技に感銘を受けた。
音楽も非常に心地よく、映像にも癒されるものがある。中盤以降、感情の高ぶりを表現するシーンでは、音楽と映像が一体となり、涙が止まらなくなる。
物語全体には、死をテーマにしたカテゴリーがあるため、悲しみの中にも生きる喜びがあるという、希望のようなものが感じられ、生きる力を与えられた気がした。
結末は予想以上の感動的なものであり、観終わった後もしばらく余韻に浸ることができた。本作は、恋愛映画や青春映画を好む方におすすめしたい傑作である。
評価
ストーリー:★★★★☆
演技:★★★★☆
音楽:★★★★☆
映像美:★★★★☆
総合評価:★★★★☆
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