ストーリー
主人公の僕は、自分が病気であることを知らないまま高校生活を送っていた。そんなある日、屋上で拾った1冊の共通の日記帳をきっかけに、同じクラスの共学・桜葉と関わるようになる。
そして、ある日桜葉が自分が膵臓がんであることを告げる。彼女は自分が死ぬことを受け入れていたが、それでも僕と色々なことをして、人生を充実させることを決意する。
印象に残ったシーン
・桜葉が、自分が死ぬことを伝えるシーン:
僕たちと同じ高校生でありながら自分は死ぬのだと告げる桜葉の姿に、強い衝撃を受けた。
・桜葉が、同じクラスメイトの橘に「君の膵臓をたべたい」と告げるシーン:
亡くなった後、彼女に自分の志を託そうとする桜葉の思いに感動した。
・桜葉が、屋上で僕に遺書を預けたシーン:
自分が死んでから自分が書いていた遺書を手渡すシーン。観ているこちらも、自分の胸が締め付けられる思いがした。
感想
本作は、命の尊さや生きることの意味について描いている。また、同じクラスであっても、そこにいる人みんなには、1人1人に人生があることを考えさせられるストーリーだった。
特に、桜葉の強さには感服した。死んでしまうことを受け入れつつ、その短い時間でも自分を生き生きとして過ごすことで、自分自身のために生きる人生を大切にしたいという思いが強くなった。
作品には多くの感動的なシーンがあり、多くの人に観てほしい映画だった。
以上が「君の膵臓をたべたい」のレビューです。
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