映画『君の膵臓をたべたい』の感想

あらすじ

高校生の湊は、同級生の山内と偶然出会い、彼女が末期の膵臓がんであることを知る。山内は、湊に「秘密で付き合おう」と告白する。湊は、山内の最後の願いを叶えようと、彼女と過ごすようになる。

感想

本作は、原作小説「君の膵臓をたべたい」の映画化です。私自身、原作は読んでいたので、映画でも楽しめるのか、心配していましたが、しっかりと原作に忠実な映画になっていました。物語のテンポもよく、最後まで飽きることなく観ることができました。

役者陣も、主演の北村匠海さんはじめ、全体的に演技が素晴らしく、感情移入することができました。特に、山内役の吉沢亮さんの演技は、山内の繊細な感情を表現したもので、印象的でした。

また、音楽も物語の世界観をより深くしてくれるもので、涙を誘われるシーンも多かったです。特に、終盤のシーンで流れた「君の膵臓にたどりつくまで」という曲は、とても心に響きました。

ただ、ピュアすぎるとも言えるストーリー展開や、一部のシーンでの演出にはちょっとした違和感を感じましたが、それでも全体的には良い映画であると言えます。

まとめ

原作ファンにも満足できる映画であり、強いて言うならば「涙腺が弱い人は鼻水を用意して観るべし」と言える作品です。映画館で観たい感動作品です。

※本記事はあくまでも私の個人的な見解です。