映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」レビュー

ストーリー

アベンジャーズたちは、前作「インフィニティ・ウォー」で壊滅状態に陥ってしまった。しかし、絶望的な状況から帰還したアントマンの提言で、再びタイムトラベルを行い、過去の出来事を変えて現在を救うことを決意する。

演出・映像

本作は、シリーズ累計で22作目となるマーベル・シネマティック・ユニバースの完結編にあたる作品なので、それまでの作品の数々の伏線・エピソードの総括・解決が求められる。そのため、映像面・演出面においても細部にわたって丁寧な作りがなされており、観客を飽きさせることがない。

キャスト・演技

アベンジャーズたちを演じるキャスト陣の演技も、細部に渡って素晴らしいものである。特に、前作で壊滅的な状況に陥ったトニー・スターク(アイアンマン)や、自分自身を追い詰めたキャプテン・アメリカの新たな一面など、キャラクターたちの内面に迫った演技が見事な出来栄えと言える。

音楽・音響

本作の音楽は、これまでのマーベル作品でおなじみの作曲家アラン・シルヴェストリが手掛けており、迫力ある音楽が作品の一層の盛り上がりを演出している。また、ハリウッドの最新技術を駆使した音響により、アクション場面は臨場感あふれるものとなっている。

感想

本作は、マーベル・シネマティック・ユニバースの完結編ということもあり、ヒーローたちの成長や、最悪の状況下での友情などを描いた感動的なシーンが多く、非常に見応えがある作品であった。また、これまでの作品を観ていなくても、感情移入しやすいストーリー展開で、万人にオススメできる作品である。


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