映画『君の膵臓をたべたい』の感想

あらすじ

白血病で余命が僅かな少女・湊と、彼女と出会い、共に過ごす高校生・僕との切なくも美しい青春ラブストーリー。

感想

この映画を観る前、原作小説を読んでいたのでストーリーは知っていたのだが、それでも涙が止まらなかった。主人公の僕は、自分勝手な性格から周りと上手く馴染めずにいたが、出会った湊との出来事を通して成長していく姿が印象的だった。湊は病気の影響で健康な時と違う性格にもなっているが、それも含めて彼女の人柄が伝わってきて、彼女が留まる時間が短いことがより切ないものと感じた。

また、映画の美しい映像と音楽も際立っていた。幼い頃から家族で海に行っていたという湊の思い出の場所である、海岸のシーンは特に美しく、心に残るシーンだった。

あらすじとしては、病気を抱えた少女との切ないラブストーリーと普通の青春映画のように聞こえるが、その病気の描写が非常にリアルで、現実にある病気なのでこの映画を観た人々には、心に響くものがあったのではないだろうか。

まとめ

この映画は、涙が止まらなくなるほど切なく美しいラブストーリーであると同時に、病気を抱えた人々のリアルな描写も評価されるべきだと思う。是非、観て頂きたい映画の一つである。

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