映画『シン・ゴジラ』レビュー

ストーリー

東京湾で米軍が荷下ろし中の船が突如襲われ、巨大怪獣「ゴジラ」が現れる。政府や専門家たちは手探りで対策を打とうと奮闘するが、ゴジラは今までにない進化を遂げ、人類に対する厄介な脅威となっていく。

感想

このシリーズが再始動すると聞いた時は正直「またか」と思ったが、観てみると全くの誤算だった。政治や官僚組織の対応など、現代に即したシビアな描写が印象的。特撮についても、ゴジラの進化が非常にスリリングに描かれていて、最後まで目が離せなかった。音楽も新鮮で、オーケストラを聞いているようなワクワク感があった。ただ、人物像についてはもう少し深掘りしてほしかったかも。

評価

ストーリー:9点

演技:7点

音楽・映像:10点

総評

全編通して、人類の真剣な危機に対する対応に焦点が当てられており、リアルな描写に胸が痛くなる作品だった。少し長めの上映時間だが、一瞬も飽きさせることなく見続けることができた。制作陣の緻密に計算された演出に感動すら覚えた。本作品は、映画好きにはもちろん、SFファンには必見の一本となるだろう。


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