映画『きみの声をとどけたい』レビュー

あらすじ

『きみの声をとどけたい』は、ラジオパーソナリティーを目指している高校生、藤谷葵と、自閉症を抱える幼馴染みの少女、海老名菜々が織り成す青春ラブストーリーです。葵は学校のラジオ部で活動している中、菜々と再会することになり、菜々との交流を通じて彼女の魅力に気づきます。葵は、菜々が抱える自閉症を克服し、彼女の声を世界に届けるため、ラジオの力を借りて声をとどけようと奮闘する物語です。

感想

本作は、自閉症の少女が主人公の映画ということで、観る前は敬遠してしまうかもしれませんが、実際に観てみると、自閉症の菜々というキャラクターが、物語全体の魅力になっています。彼女の純粋で素直な心が、葵というラジオパーソナリティーを目指す主人公とぶつかり合い、成長していく過程が描かれています。また、葵を演じる山﨑賢人の安定した演技力にも注目です。物語の中で葵は、菜々への思いを胸に、自分自身のラジオパーソナリティーとしての成長もしていくという役どころで、山﨑賢人はその葵の成長を見事に演じきっています。

また、映画中に流れる音楽も、登場人物たちの青春によくマッチしています。菜々の歌声は、観客の胸を打つ美しさと、彼女の心の中に秘められた深い想いとともに、印象に残るシーンになっています。

まとめ

『きみの声をとどけたい』は、自閉症を抱える少女の純粋な心と、大きな夢に向かって奮闘する少年たちの青春ストーリーでした。感動的なストーリー展開や、キャストたちの演技、音楽の美しさなど、多くの良い要素が詰まった作品であることは間違いありません。ぜひ一度観ていただき、青春の美しさを味わってみてください。


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