映画「天気の子」のレビュー

あらすじ

雨の日が続く東京で、高校生の男子・渡部(声:醍醐虎汰朗)は、家出中の少女・陽菜(声:森七菜)と出会う。彼女は謎めいた能力を持ち、天気を操ることができた。彼女とすぐに打ち解けた渡部は、彼女が抱える悩みに向き合っていく。しかし、陽菜は過去の出来事によって自分自身を責め続け、その能力を使い続けることができなくなる。そこから、二人の命運が大きく揺れ動く物語が始まる。

感想

予告編を見ても、実際に映画を観ても、美しい映像が印象的な作品でした。天気を描写する技術が高いのはもちろん、風景や建物の描写も非常に丁寧にされており、映像作品としての完成度は非常に高いと思います。

また、陽菜が抱える悩みや渡部との関係など、人間ドラマもしっかり描かれており、涙腺が刺激されるシーンも多々ありました。

ただ、物語の中盤から後半にかけて、ストーリーが少し複雑になり、解決が急かされたような印象を受けました。最後の展開も、ある程度予想がついていたので、物足りなさを感じました。

全体的には、映像と音楽が美しい、感動的な作品だと思います。ただ、ストーリー面でもっと練り込まれると、さらに素晴らしい作品となったかもしれません。

評価

  • 映像:★★★★★
  • 音楽:★★★★★
  • ストーリー:★★★☆☆
  • 演技:★★★★☆

総合評価:★★★★☆


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です