映画『君と100回目の恋』のレビュー

ストーリー

本作は、主人公の貞治が、幼馴染のりかを10年後に再会して恋に落ち、さらにりかが事故で記憶障害を負ってしまったことから、毎日同じ日を繰り返す日々を送る物語です。

キャスト

貞治：山田涼介

りか：広瀬すず

貞治の同僚：中村アン

感想

山田涼介、広瀬すずの演技がすばらしく、物語に引き込まれました。また、同じ日を繰り返す中で貞治が少しずつ成長していく姿が感動的でした。

映像も美しく、主に撮影された町並みが映えていました。また、毎日同じ日を繰り返しても、何度も見ても飽きないというのは音楽の影響も大きいと思いました。優しいメロディーの中に切ない気持ちが込められています。

唯一気になったのは、りかの心情描写についてです。りかが貞治に恋をしていながら、毎日忘れられるという状況であるにもかかわらず、その描写が少ないと感じました。

総評

本作は、恋愛映画としてのロマンスだけでなく、主人公の成長や友情といった要素も含まれた作品です。ストーリー展開も見所であり、音楽や映像も美しく、観客を引き込む作品だと思います。