映画「ミッドサマー」のレビュー

ストーリー

スウェーデンで行われる夏至祭りに招待された若者たちが、徐々に不気味な儀式に巻き込まれていく様子を描いたサイコホラー映画。
主人公のダニは、家族を亡くし、恋人のクリスチャンと共に参加することになる。現地では、昼夜を問わずに祭りが行われ、変わった習慣に驚かされる。
やがて、若者たちは不吉な予感を覚えるが、既に祭りには逆らえなくなってしまう。

演出・映像

本作は、色彩豊かで美しい映像が印象的である。また、ワンシーンを丁寧に描写することで、不穏な空気を演出している。特に儀式の場面は、驚愕させられる。音楽も、映像と相まって不気味さを煽っている。

演技

フローレンス・ピューが演じるダニの心理描写が見事で、観客の共感を得る。他の若手俳優たちも、自分たちが巻き込まれていく様子を見事に表現している。

総評

「ミッドサマー」は、覚えておくべき傑作中の傑作といえるだろう。
ストーリーの奇怪さと美しさ、演出、映像、演技が見事に合わさって、スクリーンを通して観客を圧倒する。
本気で、怖いと思う映画を観たいと思っているならば、ぜひ映画館へ足を運んでほしい。

※注意：本作は、18禁指定です。