『天気の子』映画レビュー

あらすじ

東京で一人暮らしをする高校生、渡辺は家出中の少女、陽菜と出会う。彼女は空を操る能力を持ち、天気を司る存在「天気の子」として追われていた。渋谷で行われる朝日祭で彼女を救うため、渡辺は妹・紀子の裏切りに遭いながらも必死に奮闘する。

感想

緻密に描かれた東京の街並みや、雲の流れる美しい空のシーンには圧倒された。陽菜が空を操るシーンはまるでポエムのようで感動的だった。また、物語には心温まるエピソードが多く、渡辺と妹・紀子、公園にホームレスとして生きる田所の話には深い感銘を受けた。

ただ、時折「誰がどうなっているのか」が分からなくなる箇所があったため、ストーリー展開が少し不親切かもしれないと感じた。また、ラストシーンが少し唐突な感じがしたので、もう少しスムーズな終わり方だったら良かったなと思う。

総評

『天気の子』は美しい映像が魅力的な作品で、心地良い感動を味わえる。ストーリーが少し複雑で途中で迷わせる部分もあるが、その分物語に深みが増す。過去作『君の名は。』のファンはもちろん、アニメに馴染みがない人にもオススメの作品だ。


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