「ジョン・ウィック:パラベラム」のレビュー

あらすじ

前作で引退宣言をした元殺し屋のジョン・ウィックが、愛犬を殺されて復讐を果たした際に引き起こした騒動により、ホテル内の規則を破り、国際的な殺し屋に追われる身となってしまう。孤立無援になった彼が立ち向かう相手は、世界中の殺し屋たちである。

感想

本作は、前作の展開を踏まえながら、その上を行く緻密なアクションシーンと美麗な映像美が魅力の映画である。

主人公ジョン・ウィックの戦いぶりは前作以上に鮮烈に描かれており、緻密なアクションシーンの構成によって、見る者を圧倒する戦闘シーンが展開される。前作以上の敵の数や登場人物も多く、能力の違いなどが意図する様子が自然に表現されている点も見どころ。

また、世界観もリアリティを持たせつつも、独特の映像美があり、観客の目を飽きさせない。その上、サウンドや劇中音楽も見事に映像と相まっているため、映画でしか味わえない圧倒的な迫力が得られる。

しかし、ストーリーについては前作と繋がっているだけで、個別の魅力は少々物足りなく感じた。

まとめ

全体的に、予告編以上の完成度であると感じた。前作を観た人は、その鮮烈なアクションシーンや映像美に続編としての過剰さを感じ楽しめると思う。また、前作を観ていなくても、上映中から圧倒されることを確信している。


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