映画「君の膵臓をたべたい」の感想レビュー

あらすじ

高校生の主人公・藤沢桜良はある日、クラスメイトの山内恵介の日記帳を拾ってしまう。その中には「あと数年しか生きられない」という恵介の告白が書かれており、桜良は密かに恵介と交流を深めていく。

感想

本作は、原作小説の人気が高く、映画化されると知って期待をかけて観たものの、十分に期待に応えられる作品だった。

メインキャストを演じる北村匠海と浜辺美波は、それぞれ君の膵臓をたべたい」というタイトルにもある膵臓の病気に苦しむ二人を繊細に演じきっており、観客の心に深く残る演技を見せてくれた。

また、本作は序盤と終盤で描かれる回想シーンが特徴的で、現在と過去の二つの時間軸を多層的に描かれている。これにより、登場人物たちの気持ちや行動に迫りながら、物語がより深く掘り下げられている。

その一方で、物語の中盤あたりはやや長く感じさせられる描写がちらほらと見受けられ、少し息が詰まる感覚があった。しかし、それでも最後まできちんと見届けたいという気持ちが勝るほど、心に響く作品となっている。

評価

「君の膵臓をたべたい」は、美しい映像美と、見事な演技力で人気の北村匠海と浜辺美波が繰り広げる物語、音楽とのマッチングが見事な、感動必至の作品だ。

評価:★★★★★

以上、映画「君の膵臓をたべたい」の感想レビューでした。


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