映画『君の膵臓をたべたい』レビュー

ストーリー

高校2年生の主人公・僕(竹内涼真)は、偶然クラスメイトの山内桜良(浜辺美波)の日記を拾ってしまう。その中には、「膵臓」という部位に病気を抱えていることが書かれており、さらに「3ヶ月間で死ぬ」という衝撃的な言葉が。僕は桜良から直接話を聞くことを決意し、2人は時間を重ねながら深い絆を結ぶ。

感想

本作は原作小説が累計280万部という大ヒットとなった作品で、映画化も大きな話題となった。ただ、原作精神を尊重しながらも映像化にはある程度アレンジが加えられているため、原作を知っていても楽しめる作りになっている。

この作品の印象的なポイントは、青春映画的な展開の中にも病気や死に対する現実的な絶望感が強く表現されている点だろう。切ないシーンや笑えるシーンなどの間を織り交ぜ、心に響く物語が展開される。

特筆すべきは、竹内涼真と浜辺美波の演技力。本作の主人公である竹内涼真が役柄に見事になじんでおり、桜良役の浜辺美波も印象的な演技を見せている。二人の共演シーンでは、心が暖かくなるような美しい化学反応が起こる。

また、サウンドトラックも充実しており、映画に深みを与えている。名曲「灰色と青 feat. 藤原さくら」や、主題歌となったsumikaの「フィクション」などが印象的だ。

まとめ

『君の膵臓をたべたい』は青春映画の中でもかなり深い内容であり、切なさや感動に包まれた映像に仕上がっている。竹内涼真と浜辺美波の演技力や、サウンドトラックも素晴らしいため、ぜひ一度は鑑賞してほしい作品だ。


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