映画『インターステラー』のレビュー

ストーリー

宇宙飛行士のクーパーは、地球の将来が無いことを知り、人類のために新たな移住先を探すために、4人の乗組員と共に宇宙船エンデュラを操縦し宇宙へ旅立つ。彼らが目指すのは、他の惑星からの信号を受け取った別の銀河系の恒星群にある可能性のある新たな人類居住地である。

映像美

本作の主な魅力は、迫力満点の映像美だ。宇宙空間の美しさをはじめ、激しい嵐や時空を超えたシーンなど、各所で見ることができる。原理原則を守りながらも、より一層、観客の感覚や想像力を刺激する映像であることは間違いない。

演技力

本作には、主人公を演じるマシュー・マコノヒーを始め、アン・ハサウェイやジェシカ・チャステインなど実力派俳優が多数出演している。演技力はもちろん、人間ドラマに重きを置いた脚本が、各役者たちの演技力を引き出したと言える。

感想

『インターステラー』は、映像美だけでなく、ストーリー、演技力など多岐にわたって素晴らしい作品に仕上がっている。1914年にアインシュタインが発表した一般相対性理論を取り入れながら未来の生存に向けた希望を描く、宇宙ものとしても優秀と言える。また、ダークナイトの監督クリストファー・ノーランによる慎重かつ緻密な演出も光る。映画好きはもちろん、SFファンにとって、必見の一作だろう。