映画「ジョーカー」レビュー

ストーリー

「ジョーカー」はDCコミックスのヴィランキャラクターであるジョーカーの背景を描いた作品。物語の舞台は1970年代のゴッサムシティ。社会的弱者であるアーサー・フレックス(ジョーカーの名前前)は、職場でのいじめや治安の悪さに悩みながら生きていく中で、次第に狂気に取りつかれていく姿が描かれる。

演技・キャスト

主演のホアキン・フェニックスは、アーサーの狂気を表現するために体重を落とし、かつてない演技力を発揮している。また、ロバート・デ・ニーロやゾア・クラヴィッツらの脇を固めるキャスト陣も素晴らしい演技を見せている。

映像美

撮影監督のローレンス・シャーや監督のトッド・フィリップスが作り出すゴッサムシティの世界観は圧巻。汚れ、欠陥、殺風景などが描かれた映像は、アーサーの心情や狂気を表現する上で欠かせない要素だ。

評価

「ジョーカー」は、DCコミックス作品としては異色の作品。狂気的な犯罪者の成り立ちを描くというテーマに、トッド・フィリップスが演出と脚本を兼任して力を注いでいる。演技、映像、音楽などの全ての要素が合わさり、見応え抜群の作品に仕上がっている。


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