あらすじ
江戸時代に暗殺集団として活躍する意味を見出せなくなった隠密集団・天狗党に所属する主人公の万次が、悪事の償いとして人斬り御免の実を求めて生き残るための戦いを描いたアクション映画。
ストーリー展開
最初に出てくるのは、江戸時代の町並みとともに屋根から飛び降りる万次。その後、天狗党に所属しながら暗殺を繰り返していく中で、「死のうとしても生き続けたい」が口癖となる。
そんな中、今度の任務は柳之助という男を殺すこと。柳之助は「人斬り御免」という特権を持っているため、誰が殺しても罪が問われない。だが、彼は「天狗党を解散させる」という大義名分を持っていたため、万次は天狗党の同志たちと協力して柳之助を倒すことを決意する。
果たして、万次たちは柳之助を倒すことができるのか。
印象に残ったシーン
ラストシーンが特に印象に残った。天狗党の同志たちと共に柳之助を倒し、天狗党が解散されることになった。しかし、その後の彼らの姿をうかがわせることはできなかった。万次自身も、生き延びているのかどうか不明だった。
そんな中、エンディングロールで流れる曲とともに、万次が屋根から飛び降りるシーンが再び描かれた。死を選ばながらも、万次が生き続けたいと願っていた思いが伝わってくる。
評価
ストーリーが丁寧に描かれているので、どのシーンも臨場感があり、引き込まれる。また、主演の福士蒼汰さんが、役柄にしっかりと入り込んでいたので、物語に厚みが生まれた印象がある。
ただ、アクションシーンが多いため、全体を通してテンポが速く、疲れてしまう人もいるかもしれない。
まとめ
「無限の住人」は、江戸時代に暗殺集団として活躍する主人公の生存闘争を描いたアクション映画。丁寧に描かれたストーリーと、主演の福士蒼汰さんの演技により、臨場感があり、引き込まれる内容だった。ただ、アクションシーンが多いため、テンポが速く疲れてしまう人も多いかもしれない。
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