映画『君の膵臓をたべたい』のレビュー

ストーリー

主人公の僕（中川大志）は、おとなしい性格で学校でも浮かばずに暮らしていた。ある日、ランチの時間に、同じクラスの山内桜良（浜辺美波）の話を聞く。彼女は、病気の治療をしており、余命があと一年程度しかないという事実を知った僕は、彼女のお願いで“共病文庫”というノートを作ることになり、そこから二人の関係が始まる。

二人は次第に心を通わせ、いい感じになりかけた矢先、山内が亡くなった。彼女の死を知り、僕は、自分の思いをぶつける手紙を書いていた。それを家族に見られ、その手紙から学校中に知られることになってしまう。山内の死を理解していなかったクラスメイトたち。しかし、時を経て、自分自身と向き合って、山内との思い出を大切にするようになる。

感想

この映画は、人生の短さ、恋愛、友情、そして、自分と向き合うことについて教えてくれる。物語は、どこか切なく、感動的で、胸がキュンとなるシーンもある。中川大志の演技も素晴らしいし、浜辺美波の演技は、先の見えた役柄でも、見た後に残る思い出になる。映画の流れも、とても心地よく、とても良い作品だと思います。

この映画を見て、自分自身を見つめ直したり、思い出に残る人との出会いや日々の些細なことを大切にできるようになるかもしれない。

評価

映画『君の膵臓をたべたい』は、コンパクトな内容で感情を揺さぶられ、胸に響く素晴らしい映画です。もし、時間があるならば、ぜひ見てもらいたい作品です。

評価：★★★★★（5）