映画レビュー『キングスマン：ゴールデン・サークル』

ストーリー

前作のストーリーから約1年後、エグジーはキングスマンでの新たな生活を楽しんでいた。しかし、メリー・ペリーを狙う新たな組織によって、彼の平穏な生活は一変する。そして、キングスマンは彼らに対抗するために、アメリカの秘密組織「ステーツマン」と手を組むことになる。

キャスト

• エグジー：タロン・エガートン
• ハリー・ハート：コリン・ファース
• ジンジャー・エイレン：ハル・ベリー
• チャンプ：ジェフ・ブリッジス
• ポピー・アダムス：ジュリアン・ムーア

感想

映画全体としては、前作同様にスタイリッシュで派手。アクションシーンも非常に見応えがある。特に、前作のチャーミングさが定評だったコリン・ファース演じるハリーの復活は、ファンにはたまらないものがあったはずだ。

ただし、ストーリーには前作よりも妙な話が混ざり込んでいたように思う。また、個人的には「ステーツマン」側のキャラクターたちの描かれ方が、やや足りない印象を受けた。しかしながら、アメリカのカントリーミュージックをBGMに、英国紳士とアメリカンカウボーイのコラボレーションを楽しむ映画として捉えれば、十分楽しめる作品だと思う。

評価

映画の評価は、アクションシーンとキャラクター、そしてサウンドトラックによって成り立っていると感じた。それぞれの要素を5段階で評価すると、
アクションシーン：★★★★★
キャラクター：★★★★
サウンドトラック：★★★
という結果になった。全体的には良作だが、今後も同じ路線を突き進んでしまわないことを期待したい。