映画『天気の子』の感想

あらすじ

東京を舞台に、天気を自在に操る少年・帆高と、彼が出会った同じく天気を操る少女・陽菜が繰り広げる奇妙で美しい物語。

印象的だったシーン

本作で一番印象的だったのは、陽菜が「またあした」という言葉を残して帆高から離れたシーン。雨が降る中、陽菜は帆高に会いに行くこともなく、突然姿を消してしまいます。このシーンでは、どんなに天気を操っていても人間同様に、自分が約束を破ってしまった時は、答えを持っていても、その場から逃避してしまうことが描かれています。と同時に、どこか晴れやかな未来への希望を感じさせてくれる場面でもありました。

音楽と映像表現がマッチしている

本作の音楽は、RADWIMPSが担当しており、彼らの楽曲は本作の雰囲気にマッチしています。また、映像表現も非常に独特で、空と雲の描き方がとても美しかったです。特に、陽菜が自分を解放させるシーンでは、雨と共に泣き出すシーンが印象的でした。

まとめ

「君と見た空と、同じものを見ているんだろうか?」本作は、日常から離れ、見たこともない風景を切り取った物語です。雨や雲など、日常生活で当たり前に感じるものが、実はいかに美しく、奇妙であるかを描いています。「君と見た空と、同じものを見ているんだろうか?」この台詞が、まさに本作のテーマのような気がしました。本作を見たあとには、自分が見ている景色に少し気持ちが変わるかもしれないですね。

以上が『天気の子』のレビューとなります。


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