映画「天気の子」レビュー

あらすじ

主人公のモリシマ・ホダカ

令和元年の東京が舞台。16歳の少年・モリシマホダカは、雨の多い日々を過ごし、自分自身をなんとなく振り回されているような日常を送っていた。ある日、彼は中野駅構内で、雨の降らない空に上昇し続ける謎の存在に遭遇する。

ヒナ

モリシマは新宿の喫茶店「ラッキーヘブン」にいた女子高生・ヒナと知り合い、彼女の行動力に惹かれ、彼女と共に、どんどん現実と重ね合わなくなっていく足取りを追う。

レビュー

本作は、映像が美しく、音楽にも注目したい作品である。雨の表現に力を入れたおかげで、観る者は、雨の美しさを見ることができる。また、本作の音楽はRADWIMPSが担当し、物語性をより深めている。映像と音楽が連動し、心に残る映画となっている。

そして、物語の中心となるのは、天候や自然との関係だ。人は自然とどう向き合うべきかという哲学的な問いが描かれている。特に、自然災害に対する人々の考え方や行動が描かれ、重い問いを織り込んでいる。また、少年少女の成長や友情も大きなテーマである。

唯一気になったのは、物語の中盤から後半にかけての展開についてである。少し飛ばしがあり、理解が追いつかないところもあった。しかし、それ以外の部分で、しっかりと時間の経過や解説があるため、ストーリーを楽しむことができた。

まとめ

雨をテーマに、自然と人々の関係を描く「天気の子」。美しい映像と心に響く音楽が、本作品をより一層深化させている。ストーリーの中盤は少しつまづいたものの、最後まで魅力的な映画であるため、是非観てほしい。


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