映画『ジョーカー』レビュー

ストーリー

主人公のアーサー・フレック（演：ホアキン・フェニックス）は、クラウン・パーティー社の看板キャラクターとして働くクロウンマン。しかし、病弱な母や苛烈な暴力団の被害者にされた経験から、精神を病んでいた。

ある日、職場でのいじめや暴力により、アーサーは銃を持って暴走してしまう。そして、ジョーカーとして自分を見出し、街を恐怖に陥れることを決意する。

演技

ホアキン・フェニックスの演技は圧巻だ。アーサー役で激しい痛みや苦しみを表現しつつ、ジョーカーとしてクレイジーなキャラクターを見事に演じきっている。

音楽

ハイ・デフィニションではない中、音楽が映画を盛り上げている。映画に必要不可欠な効果音やBGMである。

総評

『ジョーカー』は、主人公のアーサーが異常なまでに苦しんでいる姿を描きながら、ジョーカーの誕生というマニアックなテーマを掘り下げている。ストーリー展開や演技、音楽もすばらしく、観ている間は息を呑んでしまうほどだ。ただし、ストーリーや演出、音楽にはグロテスクなシーンが多いため、幼い子供には向いていない。