映画「ミッドサマー」のレビュー

あらすじ

メインキャラクターのダニーは家族を亡くし、恋人のクリスチャンと共にスウェーデンの小さな村へ参加する儀式に招待される。
儀式は一年に一度、太陽が沈まない夏至の時期に行われ、先住民族の伝統的な儀式である。

感想

まず、映像が美しい。スウェーデンの自然風景と村の建物、儀式の装飾品が映像によって鮮やかに描かれている。
メインキャラクターのダニーの感情にも深く共感できる。家族を亡くした悲しみや、恋人に対する不安や違和感など。
また、儀式の場面で強烈なショックを受ける場面があるが、それに対する演出が秀逸であり、真に衝撃的だ。
ただ、全体的に鬱陶しい雰囲気で、ミステリアスで心理的な要素が強いため、見る人にとっては辛いかもしれない。あまりにも不穏な雰囲気が続くので、場面転換等で少し休んで欲しかった。
結末は意外で、なかなか良いと感じた。

まとめ

美しく、ショッキングで、雰囲気が醸し出す緊張感に胸が苦しい作品だが、それらの要素が狙い通りで、素晴らしい作品だ。看る人によっては辛いメンタルな負荷があるため、注意が必要である。


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