映画「君の膵臓をたべたい」のレビュー

ストーリー

主人公の僕と同じ高校に通う山内桜良という女の子が、ある日、「膵臓がん」と診断される。彼女はそのことを隠していたが、偶然彼女の日記を読んだ僕はそれを知ることになり、共に生きることを決める。桜良は予後期間が短かったが、今後の人生で経験したいことや抱える思いを書き留めた「リビングドキュメント」というものを持っており、それを共有しながら生きることを選ぶ。

感想

当初は泣ける話と聞いていたが、予想以上に深みがあって感動した。闘病という重たいテーマを扱っているが、主人公の僕と桜良の関係性や、それぞれ抱える思いが丁寧に描かれていて、とてもリアルで感情移入しやすかった。また、桜良のリビングドキュメントにある、「言いたいことは言う」「泣きたいときに泣く」などの言葉には、自分自身も勇気をもらった。最後に流れる主題歌も、物語にぴったりで素晴らしかった。

映像

都内や海外での撮影が多く、美しい景色やロケーションが多い。特に桜良と僕が初めて会う場面での桜満開の桜並木のシーンや、オーストラリアでのシーンは印象的だった。また、カメラワークも綺麗で、映画全体が見応えあるものになっている。

結論

泣ける話と聞いていたが、実際に見て感動した。テーマが重いが、主人公たちの成長や関係性、良い意味で独りよがりでないところが良かった。映像も美しく、音楽も良かった。改めて、人生は短くて貴重なものだと感じた。


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