映画「天気の子」レビュー

ストーリー

天気を操る力を持つ少年・高海千歌(声:森七菜)が、宮城県で出会った青年・渡辺慎(声:北村匠海)と共に、激しい台風の中を生き抜く姿を描いた物語。

キャスト

・高海千歌:森七菜
・渡辺慎:北村匠海
・天野明:齋藤工
・天海春香:上白石萌歌
・山川紗雪:浜辺美波
・原田真希:新田真剣佑

感想

「天気の子」は、監督・新海誠の作品ならではの美しい映像と音楽、そして深いメッセージが印象的な映画でした。

千歌が天気を操る力を持ち、慎との出会いや彼女が抱える苦しみ、そして天気の変化によって巻き起こる出来事が、とても象徴的に描かれています。また、登場人物たちの感情や思いが丁寧に描かれており、共感できる部分も多かったです。

特に印象に残ったのは、映像と音楽が融合したシーンで、激しい台風や雨の中にいる登場人物たちの表情や動きが、とてもリアルに表現されていたことです。また、物語のラストも圧巻で、泣けるシーンも多かったです。

ただ、時々物語が進むのが遅かったり、展開が予想できたりする部分もありました。また、新海誠作品にありがちな「美学重視」のため、ストーリーが分かりづらい場面もあります。

しかし、それでもこの映画は、特に新海誠ファンにはおすすめの作品だと思います。「君の名は。」以上の感動が得られますし、ここでしか味わえない美しい世界観を堪能することができます。

評価

10点満点中8点。映像美や音楽は素晴らしいが、ストーリーがやや分かりづらかったり展開が予想できる部分もあるため。しかし、感動できる場面も多く、新海誠作品として充分に鑑賞価値があると思います。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です