映画「トイ・ストーリー4」のレビュー

ストーリー

イノベイティブ・テンの肝心な部品が抜け落ちてしまった新しいおもちゃ「フォーキー」を、ウッディーとバズが助け出す冒険を描いたストーリーです。

主人公ウッディーは、おもちゃとしての役割に固執する一方で、彼と共に暮らした人間たちとの別れを決断する姿が印象的でした。

新キャラクターのフォーキーは、自分がおもちゃでなく、ごみだと思っているため、自ら窮地に陥るシーンもあり笑えます。

また、シリーズ恒例のバズ・ライトイヤーや、愛らしいボーピープ、ダッキーとバニーなど、豪華キャスト揃いでストーリーを盛り上げていました。

映像は実に緻密で、細かなディテールまで表現されています。おもちゃの動きや表情、室内の物々が本当におもちゃそのものであるかのように見えました。

音楽は前3作から引き続き、ランディ・ニューマンが担当しており、シーンに合わせたデザインフィルム的な曲が流れ、映画をより一層引き立たせていました。

いつも通り、おもちゃたちの内面や役割に対する思いなど深いメッセージが込められていました。また、感動的な場面も多く、シリーズ最高傑作といっても過言ではないと思いました。

最後に、トイ・ストーリー4は、子供から大人まで楽しめる映画で、ぜひ劇場で鑑賞してみることをおすすめします。