ストーリー
本作は、バットマンシリーズのアーカム市長選挙で立候補することになるジョーカーの生い立ちを描いた作品である。
主人公アーサーは、道路工事現場で看板を回す仕事をしているが、仕事がナンセンスだとストレスを抱えている。
話はアーサーの家族、特に母親がバットマンシリーズのエピソードでも出てきた病気だと判明し、アーサーが絶望するシーンから始まる。
演技力
主人公アーサーを演じたホアキン・フェニックスは圧巻だ。しかし、アメコミファンからの指摘により、他のキャストの力量が劣っているという指摘がなされた。
映像作品としての評価
映像作品としては非常に洗練されており、ポルトガル生まれの映像作家であり、21世紀のトップ映像監督と目されるジョアン・ヒルシターの手腕が存分に発揮されている。
総合的な評価
キャストの力量に問題があることを除けば、この作品は見逃せない魅力がある。ストーリー自体が直接的であるため、深みのあるストーリーが求められるという昨今の映画市場においてもポテンシャルを秘める作品と言える。
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