映画「シン・ゴジラ」レビュー

ストーリー

日本で未知の生命体ゴジラが現れ、政府は初めての対処法に苦慮する。最初は放置されていたゴジラだが、急激に進化し都市を破壊するようになってしまう。政治家や科学者、軍人などが緊急対策会議を開きながら、ゴジラ対策に奔走する様が描かれる。

演出・映像

この映画でのゴジラは従来のイメージとはかなり異なっており、肉体が赤く、目がピンク色で破壊力も圧倒的である。また、映画の中心となるのは政治家や科学者、軍人たちの会議や決断のシーンであり、緊張感がつづられる。そのため、従来の怪獣映画とは異なる、新鮮な感覚を楽しめる。

キャスト

主人公である森博士役を演じた草刈正雄は、眼鏡をかけた頭のいい博士として、堅実な演技を見せた。また、緊急事態に陥る政府関係者たちを演じた政治家や科学者、軍人たちも、それぞれの立場で役割を果たしつつ、ドラマティックな展開を演出した。

感想

今までにない、政治的な視点からの怪獣映画といえる。怪獣映画にありがちな、激しい戦闘シーンはあまり登場しないが、代わりに政治的な判断や、情報の出し捨てによってゴジラ対策を進める過程が描かれ、それでも尚、最後には人類が生き残っていく姿勢が見える。最新テクノロジーを使った映像も迫力があり、見ごたえがある作品である。


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