あらすじ
「万年ダイエット中の高校生・僕」と、「体に不思議な病を持つ女子高生・さくら」が、1冊の日記帳を通して繋がっていく物語。
感想
本作は原作小説がベストセラーになったことでも知られており、映画化されたことで更に注目を浴びました。
私がこの映画を観た時、最初に感じたのは「美しい映像」と「緻密な脚本」でした。映画は美しい風景の撮影が非常に印象的で、映像的な美しさから心を動かされる瞬間が多々ありました。また、脚本も細かな演出から心理描写までしっかりと描かれており、見終わった後には「心に残るもの」を感じられました。
それに加えて、キャストの演技も素晴らしかったです。主演の浜辺美波さんが「さくら」を熱演し、共演の北村匠海さんも「僕」を演じた上で、独自のアイデアを提案し、そのアイデアが実践されたことで、より深みのある作品に仕上がったのではないかと思います。
物語自体も非常に感動的で、私は涙腺がゆるく、感動してしまいました。二人の心の変化や人生観の変化が丁寧に描かれており、強いメッセージ性を持っています。
ただ、観客が予測するストーリー展開から外れた部分もあり、一部の観客には受け入れがたかったかもしれません。しかし、私はそこが逆に本作の魅力だと思います。
全体的に素晴らしい作品で、心に残る映画体験をしたい方にはぜひおすすめしたいです。
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