アベンジャーズ エンドゲームのレビュー

あらすじ

宇宙最強のヒーローチーム・アベンジャーズは、前作で地球を脅かすタノスによって半数の人々を消滅させられた世界を救うため、再び集結する。タイムトラベルを駆使して失われた人々たちを蘇らせ、タノスとの最終決戦に挑む。

感想

本作はマーベル映画の集大成とも言える作品で、過去のマーベル映画に登場したキャラクターたちが多数登場する。そして、前作で残された謎や未解決の事件が全て明かされるとともに、キャラクターたちのエピローグが描かれる。

特に目を引くのは、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、トニー・スタークなど初代アベンジャーズのキャラクターたちが持つ「成長」というテーマである。アベンジャーズの創設から10年以上が経ち、彼らはそれぞれに大きな変化を遂げている。アイアンマンが家族を持ち、キャプテン・アメリカが「正義」という信念を貫いていく中で、自分自身を見失いそうになる。トニー・スタークは家族のために自らを犠牲にする決断を下すが、その結末は予想外の展開に。

また、アンテマの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」に乗せたエンディングには、涙を堪えることができなかった。

まとめ

マーベル映画ファンにとっては必見の作品であり、過去の作品を知っている人にこそ観てほしい。また、一つのストーリーを締めくくる作品であるため、未視聴の方にはある程度の注意が必要。