あらすじ
主人公の山内春樹は、ひょんなことから同級生の藤沢桜子の日記を拾ってしまう。その日記には「膵臓がんで余命があと数年しかない」という衝撃的な内容が書かれていた。春樹は桜子に話しかけることができず、それから数年後、大学生になった春樹は再会した桜子から「最後まで一緒にいてほしい」と頼まれ、春樹は桜子と一緒に過ごすようになる。
感想
私はこの映画を観て、胸が熱くなりました。初めはただの青春映画かと思っていたのですが、桜子の病気が明かされ、物語は壊れてしまいました。この映画はただ桜子が死んでいくだけの物語ではありません。桜子が自分自身と向き合って、生きることを決意するまでの過程や、その決意を固めるために周りの人々と向き合っていく姿が描かれています。
ひとつひとつの場面がとても丁寧に描かれていて、悲しくもあたたかな気持ちになりました。特に桜子と春樹の関係が素晴らしいです。お互いが支え合い、譲り合いながら、少しずつ成長していく姿が印象的でした。
音楽も映像も美しく、映画の中の風景や空気感が心に残りました。
まとめ
『君の膵臓をたべたい』は涙が出るほど感動的な物語でした。誰かを失い、死を目の当たりにするという経験は、誰もが一度は経験することでしょう。この映画は、そのような体験を通じて、人生の尊さや大切さを教えてくれます。映画館で観る価値があると思います。
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