映画『君の膵臓をたべたい』レビュー

あらすじ

主人公の僕（おれ）は、成績優秀ながらも人付き合いの苦手な高校生。ある日、クラスメイトの山内桜良が持っていた「共病文庫」という日記を偶然拾い、桜良と出会い話をするようになる。そこから、僕と桜良は徐々に距離を縮め、映画の前半はそんな青春ストーリーが描かれる。

しかし、物語の後半になると桜良の持っていた「共病文庫」という日記が、実は彼女が余命僅かであることを示唆するものだったことが明らかになる。そして、僕が気づく前に彼女は亡くなってしまう。僕は彼女が残した日記を読み、その中に書かれた「君の膵臓をたべたい」という言葉に胸を打たれ、彼女の記憶を残すべく日記を印刷し、最後に彼女の病院に訪れる。

感想

この映画は、心に響く青春映画として知られている。登場人物たちの成長過程や感情移入しやすいシーンが多く、特に初恋を感じるような場面や、引きこもりがちな僕が桜良と交わす言葉の数々は胸に刺さるものがある。

また、映画の後半になると、物語が意外な展開に動くため、観客は驚かされる。そして、最後に彼女が亡くなってしまう悲しさに、心を打たれることになる。

映画自体は、何度見てもワクワクさせられるものである。最後に印刷される日記には、映画全体のテーマとも言える「命の尊さ」が詰まっている。そのため、多くの人の共感を呼び、今でも多くの人に愛されている映画である。

評価

私個人としては、この映画には文句の付けようがない。物語の流れ、キャストの演技力、音楽など、全てにおいて素晴らしいものとなっている。特に彼女を演じた北村匠海さんの演技が神がかっているという印象がぬぐえない。

私の評価としては、5段階評価で5点満点である。皆さんも一度、この映画をご覧になってみてはいかがでしょうか。

参考：映画『君の膵臓をたべたい』公式サイト