『シン・エヴァンゲリオン劇場版』レビュー

ストーリー

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、庵野秀明監督による『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの完結編です。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』から14年後の世界を舞台に、主人公である碇シンジと彼の仲間たちが、新たな敵や謎を迎え撃ちます。

声の出演は、庵野秀明監督が手がけるスタジオカラー制作のアニメーション映画なので、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズでおなじみのキャスト陣がそのまま復帰しています。

– 碇シンジ：緒方恵美
– 葛城ミサト：三石琴乃
– 惣流・アスカ・ラングレー：宮村優子
– 渚カヲル：緒方賢一
– 真希波・マリ・イラストリアス：麻薬品まり子

本作は、前作までの物語では理解できなかった謎が明かされ、新たなエヴァンゲリオンが登場するなど、大きな展開が繰り広げられます。また、キャラクターたちの成長や心の葛藤が描かれ、人間ドラマとしても十分に魅力的です。

アクションシーンにおいても、迫力ある戦闘シーンが豊富に描かれ、見ごたえがあります。特に、エヴァンゲリオンたちのデザインが一新され、違和感なく新しいエヴァンゲリオンたちを楽しむことができます。

音楽も、庵野秀明監督が手がけることでおなじみの鷺巣詩郎が担当しており、中でもエヴァンゲリオンといえばおなじみの「残酷な天使のテーゼ」のアレンジ曲である「One Last Kiss」が印象的でした。

総合的に見て、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの完結編として、物語の締めくくりに相応しい作品に仕上がっています。

※注意：本作は『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの完結編であり、それまでの作品を視聴していないと理解が難しい点があります。