映画「天気の子」のレビュー

ストーリー

主人公の少年・孤独と、彼が出会った少女・陽菜の出会いから始まるストーリー。孤独は彼女がかつて雨の日に見せた「晴れ女の力」を利用して、自分が思い描く「晴れた世界」を作り出そうとする。しかし、そのために必要な陽菜の力を借り続けるが、次第に二人の距離も近づいていく。

映像美

本作を見るために観客が望むのは、圧倒的な映像美だろう。監督である新海誠の手にかかれば、普通の日常風景も、壮大な雲海も、壮絶な災害も、どのシーンも美しく描かれている。特に雨と水滴の表現は圧巻で、見ている人を引き込む。

音楽

本作の音楽はRADWIMPSが担当している。毎回新海作品でそのポップな楽曲を担当している彼らが、本作でも重要な役割を果たしている。映画を彩る曲たちは、映像と相まって非常に説得力があり、作品の世界観を盛り上げる素晴らしい音楽だ。

評価

新海誠監督による作品としても素晴らしい出来栄えで、映像と音楽が見事にマッチした本作は、感動的であるだけでなく、多くの人々に思い出される映画になるだろう。是非一度、映画館で観てほしい作品である。

※注意：本記事に記載されている情報は、全て2020年10月時点のものです。