あらすじ
1960年代のアメリカの秘密研究所で、エルマ(エリザ)という女性掃除婦が働いている。エルマは聾唖者で、一人暮らしをしながら無口な日々を送っていたがある日、研究所に運び込まれた怪物と出会う。この怪物と人間との愛の物語を描く。
感想
まず、視覚的な美しさが際立つ作品だった。映像や衣装、セットデザインなどが細かいところまでこだわって作り込まれていて、全体的に美しい印象を受けた。また、物語も斬新で新鮮だった。愛の形が多様化する現在、怪物と女性という特異な関係性が描かれることで、一層深みを増した。ただし、展開が少し遅い部分があったため、場面によっては退屈を感じることがあった。
キャスト
- サリー・ホーキンス(エルマ)
- マイケル・シャノン(リチャード・ストライクランド)
- オクタヴィア・スペンサー(ジャネット・ゲットロイド)
- デヴィッド・ヒューレット(ロバート・ホフステッター)
まとめ
『シェイプ・オブ・ウォーター』は視覚的美しさが際立つ新鮮な愛の物語である。物語展開が少し遅い部分があるが、全体的には高い評価をしたい。主演ホーキンスや脇を固めるキャストも演技が素晴らしく、映画を彩っていた。
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