あらすじ
高校生の主人公と彼女が、病気の彼女の余命を悟ってからの交流を描いた物語。
感想
この映画は、引き込まれるストーリー展開と、美しい映像が印象的な作品である。
まず、ストーリーについて。結末がわかってしまっていることを前提とし、高校生たちの普通の日常と、彼女の病気を知ってからの彼女と主人公の交流が描かれる。この描写が非常に自然で、主人公を中心に展開していくストーリーは、どんどん引き込まれていく。
次に、映像について。映画の中で繰り広げられる四季折々の景色が、非常に美しい。また、題名の通り、スイーツや料理の盛り付けにもこだわっており、それぞれの料理やデザートが非常に美しく映えている。
ただ、この作品には弱点もある。実写映画という形式上、演技力が全てだ。しかし、一部の演技が浮いてしまうシーンも散見された。また、話が進むにつれてそれまでの自然な流れとは打って変わって急展開する点があり、少し違和感を感じた。
総合的には、ストーリー、映像の美しさが際立ち、非常に魅力的な作品である。ただ、演技の面で改善された方がいいと思われる。これからの若い世代にもぜひ観てほしい作品である。
以上が『君の膵臓をたべたい』のレビューでした。
コメントを残す