映画『天気の子』レビュー

ストーリー

天気を自在に操る少年・帆高と彼と同じ境遇に置かれた少女・陽菜が繰り広げる感動の物語。彼らの運命に翻弄されながらも、家族や友人、恋人たちとの絆を深めていく。

印象に残ったシーン

・渋谷の大停電
物語のクライマックスとなるシーン。帆高が自分の力を解放することで、渋谷が停電してしまう。その中で帆高は、陽菜に自分の気持ちを打ち明け、2人は改めて生きることを決める。

・湘南の海辺での最終シーン
自分たちが選んだ未来を歩み始める帆高と陽菜。雨がやんで晴れた空の下、湘南の海辺で手を繋ぎながら歩く2人の姿が印象的だった。

総評

映像や音楽が美しく、とても感動的なストーリー展開がある作品である。特に、映像面は作品全体を通して美しい。ストーリーも万人受けするような王道のヒューマンドラマであり、誰が観ても涙を誘うことに間違いはないだろう。ただ、主人公たちが持つ力やその使い方については、もう少し深掘りして語ってほしい印象を受けた。それでも、彼らの心情や家族や友人、恋人たちとの関係を描く点では非常に成功している。全体的に、見てみる価値がある作品であると言える。


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