グリーンブック

ストーリー

1950年代、アメリカ南部の人種差別が残る時代。黒人の音楽家ドン・シャーリィは、白人の運転手トニー・ヴァレロンガを雇い、コンサートツアーの旅に出る。旅の途中、二人は多くの差別や偏見に直面するが、徐々に理解し合っていく。

感想

本作は、人種差別が残る1950年代のアメリカを舞台に、異なる文化や人種間の対立を描いた感動的なドラマです。主演のマハーシャラ・アリが演じるドンの存在感は素晴らしく、自分自身と社会との闘いを見事に表現しています。また、トニーを演じるビゴ・モーテンセンも見事な演技で、共に旅をする二人の人間ドラマが見どころの一つです。

映像面も素晴らしく、時代の雰囲気や音楽などが見事に再現されています。また、差別に直面する二人の心理描写や、徐々に打ち解けていく姿が描かれ、感情移入しやすい作品に仕上がっています。

一方で、全体的にはあまり驚きやトリックがなく、予想通りの展開が多く見られる点もあります。しかし、それでも二人の心の葛藤や成長が丁寧に描かれているため、その点はあまり気にならなかったです。

まとめ

「グリーンブック」は、1950年代のアメリカを舞台に異なる文化や人種間の対立を描いた感動的なドラマで、主演のマハーシャラ・アリやビゴ・モーテンセンの演技が素晴らしい作品です。暴力や激しいアクションはないものの、二人の心の変化や成長、そして相手との理解が深まっていく姿が、心に残ります。


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