『君の名は。』レビュー

ストーリー

『君の名は。』は、東京の高校生・瀧と、田舎町の女子高生・三葉が、何故か突然入れ替わってしまうというファンタジー要素がある作品です。

二人は入れ替わる度に新しい出会いや経験をする中で、お互いの人生に大きな影響を与えていきます。そして、物語は、彼らが本当の出会いを果たすまでの心の揺れ動きを描いていきます。

映像・音楽といった面においても、この作品は最高に魅力的でした。

目に絶えず刺さる美しい背景や、情感たっぷりのアニメーション、そして、RADWIMPSによる音楽も、ストーリーに寄り添って、見ている人を引き込んでいました。

『君の名は。』は、ファンタジー要素があるものの、非常にリアルな人間ドラマとなっています。

入れ替わる二人が成長していく過程や、それによって生まれる感情は細かく描かれ、その中には、涙を誘う感動的なシーンもたくさんありました。

また、映像・音楽も素晴らしく、作品を一層引き立てています。こうした要素が合わさった『君の名は。』は、日本のアニメーション作品の中でも屈指の名作となるでしょう。