映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」レビュー

ストーリー

10年以上に渡り展開されたマーベルシネマティック・ユニバースの最終章、「アベンジャーズ/エンドゲーム」。前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で、宇宙の恐怖、マッドタイタンのサノスによって半数の生命が消し去られてしまう絶望的な結末を迎えたアベンジャーズ達。しかし、彼らはそれらを取り返す決意をし、時間を巻き戻して過去に行き、事態を修正するために全世界を総動員して戦い抜く。

演出・映像

スマートフォンを片手に、撮影の合間にツイートなどをしながらの撮影も珍しくない現代。しかし、マーベルスタジオは本作の撮影に当たり、カメラをふんだんに使い、観客に没入感を与える映像美を披露している。また、過去に戻るシーンでの往年のヒーロー達の姿を再現する技術、サスペンスあふれるアクションシーンなど、一気に映画愛好家を魅了する。

キャスト

全30キャラクター以上が登場する作品。主人公であるアイアンマンを演じたロバート・ダウニーJr.が、命を懸けアベンジャーズを救おうとする姿に彼らしさが光り、「アベンジャーズ」という言葉の意味が加わったものだ。また、新たな戦い方を提供する「ファット・ソー」としてクリス・ヘムズワース、時間を超越した出番を持つ「キャプテン・アメリカ」としてクリス・エヴァンス等、個性豊かなキャラクターが活躍し、見どころ満載である。

総評

アベンジャーズのヒーロー達の絆、最後の力を合わせた奮闘、命が映える。マーベルスタジオの追い求める「スーパーヒーロー映画」という理念が光り、「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、長年愛され続けてきた映画ファンに必見の作品である。しかし、序盤の尺の長さに苦戦する観客も少なからずおり、2.5時間弱の長編映画にはなるが、最終章にふさわしい圧巻のエンターテイメントである。


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