「君の名は。」レビュー

ストーリー

東京と山奥に住む二人の少年少女、瀧と三葉が突如として入れ替わってしまう。互いに交わすメモや通話アプリを通じて徐々に状況を理解していく二人は、徐々に魅力的な存在へと変化していく。
しかし、その交流は突然途絶えてしまい、瀧が三葉が住む田舎の村を探しに行くという物語に。

キャスト

  • 瀧:神木隆之介
  • 三葉:上白石萌音
  • 瀧の友人:菅田将暉
  • 三葉の祖母:寺島しのぶ

視覚的表現

美しい映像表現が随所に見られる本作。三葉が住む田舎や瀧が住む東京の都市景観は、ごくありふれた風景を美しく描写している。また、二人の意識が一体化していくシーンでは、幻想的な映像表現が見られる。

音楽

音楽についても、RADWIMPSによる素晴らしい楽曲が印象的。物語性にも合致したイメージを煽るような曲調が多く用いられている。

総評

視覚的表現や音楽、ストーリーはいい意味で不思議な雰囲気を醸し出している。また、登場人物の語りかけるような台詞が心地よく、非常に印象的だ。本作の最大の魅力は、強烈な個性を持つ二人の少年少女が交わすやりとりにあると言える。その交流が青春映画としての魅力を十分に備えた、素晴らしい作品である。


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