『君の膵臓をたべたい』レビュー

ストーリー

『君の膵臓をたべたい』は、住野よるによる同名小説を原作にした青春映画である。主人公・春野サクラは、病院の廊下でひとりの男子生徒から「お前、病気になるぞ」と突然告げられる。その男子生徒・山内桜良と再会したサクラは、彼の計画した「やり残したことリスト」を手伝うことに。そして、桜良が自分のタブレットに「共有」ボタンをざっくりと押した後、サクラは「たべものリスト」を受け取ってしまう。その中には「君の膵臓をたべたい」というタイトルがあり、彼女たちはそれを実現するための冒険に出る。。。

演技・撮影

主演の浜辺美波さん演じる春野サクラは、自身の病気を抱えた役柄に寄り添うような演技が印象的。また、共演の北村匠海さん演じる山内桜良も熱演。彼の内面の葛藤や夢をよく表現していて、観客に共感を呼び覚ます。さらに、映画全体がポップな雰囲気で、心地良く見ていられる。撮影された景色の美しさも印象に残る。

感想

『君の膵臓をたべたい』は、青春映画として非常に完成度が高いと感じる。サクラと桜良の心の通い合いや、お互いを救うきっかけとなる友情、そして、病気というテーマに対する深い考えを描いている。また、映画のラストシーンは、観客の心を打つ感動的なものである。特に、原作を読んでいない人でも十分に楽しめる作品だと思う。

参考：https://www.cinematoday.jp/review/君の膵臓をたべたい