ストーリー
『君の膵臓をたべたい』は、住野よるの小説を原作とする青春ラブストーリー。高校生の男子・春日和彦(浜辺美波)と、彼女となる最期の夏を過ごす少女・山内桜良(北村匠海)の出会いと別れが描かれる。
春日はクラスメイトから「偶然発見したクラスメイトの日記に(中略)“膵臓がん末期”と書いてあった」と聞き、彼女のことを知ることになる。遅れをとっていた夏休みの自習室で拾った検査結果によれば、桜良の余命は1年程度。桜良はそれを知っていながら、「君の膵臓をたべたい」と語る言葉を、ひょんなことから春日に投げかける。
印象に残ったシーン
この映画の中で印象に残ったシーンは、桜良が「君の膵臓をたべたい」と言うシーンです。しかも、そのシーンが高校生活中では一番の出会いの場といえる、自習室で行われるというところも意味深いです。
その後、春日が桜良から「影響を受けた小説」として勧められた本を読んで、自分が“草食系男子”であることに気づきます。それを機に、桜良が死を迎えるまでの1年で春日が成長していく姿も印象的です。
感じたこと
この映画から感じたことは、「大切なこと」「自分らしさ」「命の尊さ」だと思います。
重大な病気を抱え、余命1年ということを知った桜良が、それでも人と深く関わり、人を愛し、生きることの尊さを私たちに示してくれます。
そして、春日が桜良に出会ってから成長していく様子も見逃せません。彼女と過ごす最期の日々を大切にすること、自分らしさを取り戻すこと。それは、命の尊さを改めて感じることにつながります。
総評
『君の膵臓をたべたい』は傑作といわれる青春もの。泣いたり笑ったり、楽しい展開と切ない展開がちりばめられた見事なストーリーです。山内桜良の心優しさと春日和彦の成長が、かつてないほどに深く響きました。とにかく、この映画にはたくさんの「想い」が込められています。ぜひ一度観てみてください。
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