映画「シン・ゴジラ」のレビュー

あらすじ

新宿に突如現れた巨大怪獣・ゴジラに対し、日本政府は緊急事態宣言を発令。総理大臣とともに機密会議を開く中、ゴジラは進化を遂げていく。

感想

本作は、初代ゴジラ映画に近いシリアスな作品に仕上がっている。政治家たちのやりとりや対処法を考える姿勢など、リアリティがあり、非常に見応えがある。

また、ゴジラの造型も現代風にアレンジされており、歩行や口の開け方など、リアルで迫力あるものになっている。特殊効果も非常に見事であり、ゴジラとともに現れる多数のネズミやヘリコプターなど、細かい描写まで見事に表現されている。

音楽も映画全体の雰囲気を盛り上げるもので、特にエンディングの曲は印象的だった。

ただ、政治家たちのやりとりが長くなることがあるため、テンポが遅くなることがあり、苦手な人は退屈してしまうかもしれない。

総評

「シン・ゴジラ」は、映画として見ごたえがある作品であり、「ゴジラ」という枠を超えたストーリー展開が見られる。政治的な要素も多いため、細かいところまで見られる人には是非おすすめしたい。