映画レビュー:レディ・バード

あらすじ

『レディ・バード』は、カトリック系女子高生のクリスチン・マックフェレン(愛称レディ・バード)が、カトリック系女子高校から抜け出して、自分が望む大学へ進学するため、自分自身と向き合いながら、成長していく青春ドラマです。

感想

本作は、セオ・ジェレマイア監督、グレタ・ガーウィグ脚本による、青春ドラマの中でも異彩を放つ作品です。主人公レディ・バードが自分の置かれた環境や自分の価値観に疑問を抱き、自由を求めて進んで行くストーリーは、多くの若者たちにリアルな感情を共有されることでしょう。

また、本作は小さな出来事や言葉、それぞれの人物たちの人間関係を描いた細部への拘りが美しく、繊細に描かれ、見ている側に共感を与えます。主演サーシャ・ロン(レディ・バード)は、彼女の内面にある感情を自然に表現し、周囲との交流や家族との関係性も、見事に演じています。

一方で、映画音楽界の巨匠、ジョン・ブライオンが担当した音楽も、美しく切ない心地よさがあり、本作の雰囲気を一層盛り上げています。

総評

レディ・バードは、人間関係や親子の関係性、自分自身と向き合うことなど、多くの成長過程を描いた青春映画ですが、いつまでも心に残る作品として、多くの人々を癒してくれる作品です。


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