映画 「ジョン・ウィック パラベラム」 のレビュー

あらすじ

前作までで引退していた元殺し屋のジョン・ウィックが、愛犬を襲われたことをきっかけに復帰し、ホテル「コンチネンタル」内で許された殺し合いに身を投じる。そんな中、彼はホテルの規則を破り自らの命を狙う殺し屋たちと戦う。

感想

「ジョン・ウィック」シリーズは過去のハリウッド映画にありがちなテンポの悪さや展開の偏りが一切なく、アクション映画らしく見応えがある作品である。本作でも圧巻のアクションシーンが続々と登場する。

キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックの殺し屋としての仕事に対するプロ意識、そして過去の仕事が人生そのものであった彼にとって唯一と言っていい存在であった愛犬を奪われたことからくる怒りと哀しみを、見事に演じている。

そんな彼を取り巻くキャストも魅力的で、前作から登場しているラウリーンズたちを始め、新たに登場するソフィー・コックス演じるボーウェリーンやアジアの銃器商人であるソーユンス・サンの存在も印象的だった。

また、応接室など多くのスポットである「コンチネンタル」というアメリカ英国が直接線で繋がるホテルとしての世界観も非常に興味深かった。さらに、ダイアログの内容や映像効果も本作をスタイリッシュかつ、魅力的な作品に仕上げている。

総合的に言えば、前作を凌駕する見事なアクションシーン、意外性あるストーリー、緻密な世界観とキャストの演技力が光る「ジョン・ウィック パラベラム」は、見逃せない大作アクション映画である。

以上が私のレビューです。


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