映画「君の膵臓をたべたい」レビュー

ストーリー

高校生の僕(主人公)は、偶然、担当医師に自分のクラスメイトが膵臓の病気で余命が短いことを知らされる。そのクラスメイトは、膵臓を犯したという名前のノートを書いていて、自分が死ぬ前に膵臓を食べれば、一つの願いがかなうということを書いていた。クラスメイトは、膵臓の病気がわかった後も普通に生活しており、しかし、性格が素直ではなかったため、人々とのつながりを避けるようになっていた。僕は、彼女の時間が限られていることを知り、彼女と一緒に、彼女の願いをかなえる旅をすることを決める。

感想

この映画は、主人公のカメラワークが素晴らしく、観客を引き込んでくれる。また、彼女の生きる意味を見つけるために、彼女が自分自身に向き合っていく過程が感動的だった。彼女の後悔や不安など、弱さを受け止めるシーンは、胸が痛くなった。また、彼女と主人公との恋愛感情が描かれているが、それが強調されることなく、自然な流れで描かれている点も好感が持てた。母親との関係性や、友情の描写も丁寧であり、全体として、何度も泣かされる感動的な映画だった。

評価

評価は、10点満点中8点。
素晴らしいストーリーで、流れるように観客を引き込む展開や、演者達の演技力、カメラワークが素晴らしかった。ただし、ストーリーが少しテンポを落として進むことや、幾つかのシーンが押し付けがましく感じる等、微妙な部分はあることから、10点満点中8点とした。


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