レディ・プレイヤー1

あらすじ

2045年、オアシスと呼ばれる仮想現実世界に熱狂する人々。主人公ウェイドもその一人で、オアシスの創始者が死の直前に残した謎を解くゲームに挑戦する。その結果、オアシス内の至高の権力をかけた壮絶なバトルが繰り広げられることになる。

感想

本作はスピルバーグ監督による、SFアクション映画としても人気を集めた小説の映画化作品。一見、ハリウッドの懐かしい要素が多々含まれているように感じられるが、ストーリーテリングとビジュアル表現にかけては、見事に現代的なトリックを効かせている。

オアシスの世界観は非常に魅力的で、実在する映画やゲームのキャラクターも出演しており、興奮をそそられる。スペースシップやゴジラなど、観る側が楽しめる映像的なキャラクターたちが、組み合わされて見せられるのも面白い。

ストーリーについては、バトル要素が目立ち、必然性はあまり感じられなかった。表面的なエンターテイメントとしては十分だが、重層的なテーマとしては少し不足しているようにも感じられた。

総合的には、楽しい映画体験ができる素晴らしい作品だと思う。SFアクションが好きな人ならば、きっと印象に残る作品になるだろう。

評価

ストーリー：★★★☆☆

演技：★★★☆☆

ビジュアル：★★★★☆

音楽：★★★☆☆

以上。